物資不足

私たちの事務所ホームページのトップ写真は「いわきの家」です。
この住宅以外にも、原発避難範囲内の町に設計した建物があります。

地震後、心配で建て主に連絡したところ、けが人もなく建物共に無事でした。
被災者である建て主が、電話口で「頑丈だと感心した」と言っている、
その声の明るさが何より嬉しい事でした。
しかし、避難範囲内には「いつ戻れるのか分からない」とも呟いていました。

今、いわきや福島のいたる所で風評被害が出ています。
そのような中・・・
芸人の江頭2:50は自らトラックを運転し、いわきに物資を届けてくれたそうです。
カメラを伴うわけでもなく。

原発が依然危険な状態である事は承知しています。
国が安全だというその言葉に、私も不安を感じています。
でも、物資運搬される方へお願いです。

不安と戦いながら一生懸命踏ん張っている人たちを、今から見捨てないで下さい。
もしも状況が悪化し、自分の身に危険が近づいたら迷わず逃げて下さい。
今はまだその時ではないと信じています。

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