Archive for 3月, 2011

仮住まいfor被災者

火曜日, 3月 29th, 2011

昨日、以前お世話になっていたNIIZEKI STUDIOより、
「仮住まいfor被災者」というサイトについての連絡がありました。
http://karizumai.town360.jp/pages/info

法人、個人問わず仮住まいを提供したいと考えるオーナーの方々と、
仮住まいを必要としている方々をつなごうという動きの一つです。
この活動は全てボランティアであり、登録物件も無償提供のみに限るそうです。

発起人は新関さんの知人、設計事務所バリカンの中川さんという方です。
より多くの方々に知ってもらいたいと思い、ここに掲載させていただきました。
もしお知り合いで協力頂けそうな方がいらっしゃいましたらお伝え下さい。
よろしくお願い致します。

物資不足

金曜日, 3月 25th, 2011

私たちの事務所ホームページのトップ写真は「いわきの家」です。
この住宅以外にも、原発避難範囲内の町に設計した建物があります。

地震後、心配で建て主に連絡したところ、けが人もなく建物共に無事でした。
被災者である建て主が、電話口で「頑丈だと感心した」と言っている、
その声の明るさが何より嬉しい事でした。
しかし、避難範囲内には「いつ戻れるのか分からない」とも呟いていました。

今、いわきや福島のいたる所で風評被害が出ています。
そのような中・・・
芸人の江頭2:50は自らトラックを運転し、いわきに物資を届けてくれたそうです。
カメラを伴うわけでもなく。

原発が依然危険な状態である事は承知しています。
国が安全だというその言葉に、私も不安を感じています。
でも、物資運搬される方へお願いです。

不安と戦いながら一生懸命踏ん張っている人たちを、今から見捨てないで下さい。
もしも状況が悪化し、自分の身に危険が近づいたら迷わず逃げて下さい。
今はまだその時ではないと信じています。

2011年3月14日(月)

月曜日, 3月 14th, 2011

今日は確認申請業務で渋谷に行きました。
写真は午後2時頃の渋谷駅前。

月曜の昼にしては人もまばら。
電光掲示板や照明は消えています。

普段はとても賑やかなビックカメラも同様、静けささえ感じました。
ただ歩いているだけなのに悲しい気持ちに包まれます。

計画停電の影響で、井の頭線も本数を減らして運行していました。

私共の実家、及び福島工房のある地元は幸いにしてライフラインも生きており、
現在、原発から半径20キロ圏内の避難民を受け入れています。

昨日街中で、小さな子が「放射能ってなに?」と屈託なく聞いていました。
原発が依然予断を許さない状況ですが、事態の好転を祈ります。